本日、2025年3月31日。
2019年3月31日に引っ越してきて、ちょうど6年が経過しました。
振り返るとこの6年間で、嬉しいことも大変なことも、たくさん体験しました。
6年を経て、今何を感じているのか。
質問に答える形で、できるだけ正直に綴っていこうと思います。
移住してよかったと思っている?
答えは、イエス。
移住することで、生活が大きく変わりました。
移住前の状況
移住する前は、夫の仕事が多忙を極め、朝早くに出社し、日をまたいで帰宅する状況だったため、ほとんど会話をする時間が取れない状況でした。
土日も仕事に行くことがあり、ゆっくり家族で団らんの時間を取るのが難しかったです。
幼稚園児だった子どもは、父親が家にいないことをさみしがり、切ない気持ちになることがよくありました。
私自身、毎日の幼稚園の送迎やお弁当作り、行事参加に加え、週3日の仕事があり、いっぱいいっぱいの日々を送っていました。
当時を振り返ると、夫もわたしもギリギリの状態で、家族としての一体感を持てず、常に不安を抱えていました。
この状況が、移住して一変しました。
移住して変わったこと

移住後転職した夫がコロナ禍でテレワークに変更になり、毎日夕飯を家族そろって食べられるようになりました。
それによって、家族で話す機会も増え、家庭内の笑顔も増えました。
移住後わたしは専業主婦になり、時間の余裕ができたことで、心の余裕を持てるようになりました。
一時期ワンオペでつらいと思っていた育児は、近居の義父母が孫を大切にしてくれることによって、落ち着いて子どもと接することができるようになりました。
全体的に、ゆとりが増え、笑顔が増えたように感じています。
なので、移住してよかったと思っています。
移住して一番大変だったことは?
移動手段の変化です。
どこへ行くのも徒歩か自転車だったのが、車移動メインになったことに、今でも慣れることができていません。
コンパクトな生活圏
移住前は生活圏がコンパクトにまとまっていて、コンビニまで徒歩3分、スーパーまで徒歩5分、小児科まで徒歩5分、幼稚園まで徒歩10分、家の前に大きな公園…と徒歩か自転車で生活できる環境でした。
また、バス停まで徒歩2分、バスが10分おきに来る、という環境で、駅や近隣の施設へのアクセスも良好でした。
電車は徒歩圏内に2駅あり、本数も多く、終電も遅かったです。
振り返ると、本当に便利なところで暮らしていたと思います。

どこに行くにも移動は車
それが、移住したらどこに行くにも移動はほぼ車という環境。
スーパーも病院も駅も、徒歩20分圏内ではあるものの、徒歩や自転車で行くには遠く感じます。
バスに乗ろうにも、1時間に1本あればいい方で、バスが来ない時間もあります。
電車の本数も少なく、終電も早いです。
移住した当初はどこに行くにもササっと行くことができなくて、とてもストレスを感じました。
いえ、車の運転に苦手意識があるせいか、6年経っても、この不便さにはモヤモヤしています。
今の自分の状況に点をつけるなら?
…70点、ですね。
・余裕があり落ち着いた日常生活をおくれていること。
・近居の義父母がまだ健康で、何かと気にかけてくれること。
・専業主婦でいることができていること。
・家庭内に笑顔があること。
これらに、70点をつけました。
・移動が不便なこと。
・義父母との間に考え方の違いを感じることがあること。
・わたし個人の知り合いがほとんどいないこと。
・医療の選択肢がないこと。
これらが、30点分のマイナス点です。
ですが、この点数は自分の気持ちが落ち着いているときの話で。
この6年の間に、プラスとマイナスが逆転し、マイナスが90点プラスが10点、みたいなこともたくさんありました。
このことは忘れずに付け加えておきます。
今後定住したいと思っている?
答えは、ノーです。
現在賃貸の物件に住んでいて、子どもは4月から中学生。
6年後に大学生または社会人になって家を出ることになったら…と考えると。
テレワークの夫は住む場所にとらわれない訳ですし、今の場所でなきゃいけない理由がなくなります。
そうしたら…ここに住み続けたいかと言われると、「はい」と即答できません。
わたしの人生で住んだことがあるのは、神奈川県と岐阜県。
死ぬ前に1回か2回、新しい場所を体験してみたい…実はそんな思いがあります。
夫の仕事や子どもの学校で土地を動くのが難しい状況なら考えなかったと思うのですが、制約がなければ、自由に選んでみたいと思っています。

まとめ
「ここで咲くと、わたしが決めた。だから、ココサクブログです。」
と、以前書きました。
でも、頑なにここと決めなくてもいいかな、と今は思います。
植物は自分で動けませんけど、人間は動くことができますものね。
とはいえ、今いるここで咲き続けることをまずは大切に。
その一端として、このブログを続けていきたいと思います。
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