わたしが移住先の小学校に初めて足を踏み入れたのは、入学説明会の日でした。
不安と緊張で胸をドキドキさせながら臨みました。
今回は小学校の入学説明会について、わたしの体験をお話しします。
入学説明会当日の準備
当時の住まいから移住先までは、新幹線で数時間。
余裕をもって参加するため、前日は小学校に近い義父母宅に泊まりました。
服装は「スーツでなくても大丈夫」と聞いていましたが、白ニットとセンタープレスのパンツで少しきちんとした装いに。
(実際はラフな服装の方が多く、服装は気にしなくてよかったと後で分かりました)
持ち物はこちら。
室内シューズ、財布、筆記用具、書類が入るサイズのバッグ、サブバッグ*、寒さ対策用カイロ
(*サブバッグは大きめ推奨。学用品を持ち帰る際に必要になります)
入学説明会のスケジュール
- 8:45受け付け
- 9:15校長あいさつ
- 9:20外部講師による講演会
- 10:05学校説明
- 11:00当番決め・学用品購入
午前中で終わる内容でした。
会場のようす

会場は体育館。
入口の机で先生に名前を伝えると、リストを確認してくれました。
名前が載っているのを見て、ようやくひと安心。
座席は幼稚園ごとに分かれていて、小学校の隣の園から来た親たちは和気あいあい。
一方、他の園から来た親は別席で静かに待っていました。
わたしもその一人で、少し心細かったけれど「同じ立場の人がいる」と感じて親近感を覚えました。
学校説明で印象に残ったこと
- この小学校特有の教育方針
- 小学校の日課
- 1年間の主な行事
- 学校生活で使う物
- 通学時、体操着などの服装
学校説明ではこれらについて、詳しい説明がありました。
特に印象に残ったのが、
「学用品はなるべく子ども自身が選び、自分で選んでいるという自覚を持つように促してください」
という言葉。
ただし資料には「無地・飾りなしのものを」との記載があり、選べる範囲は少なめ。
我が家では上履き袋と図書バッグだけ、子どもに選んでもらうことにしました。
当番決めと学用品購入
入学式後の3日間は、保護者が下校グループに付き添う当番があるとのことで、その場で話し合い。
移住先で初めて顔を合わせるお母さんたちとのやりとりに、内心ドキドキでした。

続いて学用品購入。
リストに沿って順番にまわります。
購入した学用品はこちら。
・工作版・れんらくちょう・おどうぐ箱・かきかたペン・たんけんバッグ・算数セット・鍵盤ハーモニカ・ねんど・ねんどケース・工作ばさみ・液状のり・クレヨン・クーピー・油性ペン
算数セットが意外と大きい。
ねんどは地味に重い。
鍵盤ハーモニカはとにかくかさばる。
両手いっぱいでパンパンになりながら「みんな、どうやって持ち帰るんだろう?」と思っていたら、ほとんどの人が車で来ていました。
小学校に車で来るという文化に、早くもカルチャーショック。
幸い、義父母宅が近くにあったので助かりました。
まとめ
入学説明会を通して「ここでの生活が本当に始まるんだ」と実感しました。
正直、知り合いが全くいない寂しさを感じていました。
でも深呼吸して周りを見渡してみると、木の温もりある校舎や広い空、町を囲む山々など穏やかな雰囲気に囲まれていて、「この学校に通うの、楽しそうかも」と少しワクワクしました。
緊張と不安、そしてほんの少しの期待。
今思い返すと、入学説明会はそんな気持ちを抱いた一日でした。



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